Inhealthcareは、英国の国民健康サービス(NHS)における技術面での試験的実施をうまくスタートさせており、これまでにジェームズ・クック記念病院の背部痛管理プログラムやMedway Community Healthcareの心臓遠隔監視プログラムなど多くに取り組んでいる。
新たにInhealthcareは、その専門知識を他の企業に販売する予定だ。 Inhealthcareは6月末にデジタルヘルス介入を開発するための新たなプログラミング言語、あるいはツールキットを発売して、これをNHSシステムにもたらそうとしている。
Inhealthcareの製品ディレクターRichard Quine氏は、「弊社はこれを5年間、開発してきました。顧客は英国中にいます。弊社にはワルファリン(抗凝固剤のひとつ)を監視するサービスがあり、同サービスでは約1,000名の患者を有しています。また、COPD、栄養監視などもあります。弊社が行なったのは、数年間開発を続けてきたこのプログラミング言語を公開し、臨床医と病院が独自のデジタル臨床サービスを開発できるようにすることです」と語った。
2012年に設立されたInhealthcareは、全NHSシステムにわたってサービスをデジタル化する任務に取り組んでおり、糖尿病管理、在宅ケア、多くの慢性状態に関するものを含む、多数の種々の遠隔監視、テレヘルス、データ収集・集計プラットフォームオプションを医療機関に提供している。Inhealthcareの中核的なデジタルプラットフォームは、NHSのいくつかの取り組みを補完し、数百のプライマリケア開業医、ナーシングホーム、病院で約25,000人の患者を支援している。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2017年7月6日掲載)
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