JAMA Psychiatryが発表した新たなランダム化比較試験では、Big Health社のアプリ『Sleepio』をデジタル認知行動療法(dCBT)として使用すると、機能的健康、心理的な幸福感、不眠症の症状に関連するような睡眠が影響する生活の質などで大幅な改善が感じられたとユーザー自身が報告していることが分かった。
ソーシャルメディアで募集した1,711人が参加したこの試験では、典型的な睡眠衛生指導を中期(4週間)、終了後(8週間)、フォローアップ(24週間)に行なった場合とアプリを使用した場合を比較。それぞれの主要項目で患者が生成した評価は、標準審査方法によって測定された。
注目すべき点としては、『Sleepio』を使ったグループに選ばれた853人のうち80.3%が少なくとも1回のセッションにログオンし、48.4%がdCBTの全6セッションを完了したことだ。また、うつ、不安、眠気、認知障害の症状を含む副次項目では、アプリの使用で大きな違いが見られた。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年9月25日掲載)
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