新型コロナパンデミックにより、スポーツイベントの中止・延期が相次いでいる。これを契機に、モータースポーツ大会などではバーチャルレースへのシフトが起こっている。
最近は、この変化がランニング、サイクリング、スイミングといった、市民が参加するスポーツイベントにまで波及している。リアルなイベントへの参加は難しくとも、バーチャルな場に参加することで、同じスポーツを愛するコミュニティへの帰属意識を感じながら、日々のエクササイズの目標を設定できる利点がある。さらに、こうしたバーチャルシフトに対応する多様なプラットフォームも世界各地で生まれている。
歴史あるマラソンイベント、ボストンマラソンが中止となっているが、主催者であるボストン体育協会は、参加者への全額返金に加え、希望者はバーチャルレースに参加できることを発表。レース期間中、6時間以内に連続したマラソンを完走した参加者にはメダルと記念品が贈呈される。
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