『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「
今回注目したニュースはこちら!
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“『ルナルナ』の不妊治療サポートコースが本格始動! 治療の全体像をアプリで“見える化”し、不妊治療を一歩先へ ”
エムティーアイが運営する、体調管理や妊活を考える女性のための基礎体温記録アプリ『ルナルナ 体温ノート』は、iOS版にて4月より提供している、不妊治療の記録・管理を支援する「治療サポートコース」へこの度新たな機能を追加し、サービスを本格スタートします。
本コースでは、不妊治療の内容や検査結果、治療費の記録など、煩雑なデータ管理における負担を軽減し、治療の振り返りや今後の方針決定をサポートします。開発には、医療法人財団順和会 山王病院(以下、山王病院)の堤 治院長が監修医として携わり、臨床現場の声を生かすことで実際の治療に寄り添った機能を充実させ、患者の負担軽減を目指します。
◆患者の6割以上が行っている治療履歴の記録・管理。記録の有無によって治療への理解度にも差!
不妊治療を経験したことのあるルナルナユーザー1,100名以上を対象とした調査では、6割以上が治療内容やかかった費用・期間などについて何らかの形で記録・管理をしていることが明らかになっています。記録の目的として最も多いのが「治療にかかった費用を把握するため」で、次いで「治療について自身の理解を深めるため」、「治療の影響や効果を把握するため」が続き、これらの記録は患者にとって自分の受けている治療と向き合うために必要な作業であることがわかります。
実際に治療への理解度を比較してみると、治療を記録・管理している人は約6割が治療について「十分理解・納得できている」と回答したのに対して、記録をしていない人は約5割にとどまるなどの差が表れています。
また、記録をつけていない女性からは、「記録・管理はしたいが、手間がかかりそう」、「記録・管理はしたいが、難しそう」という声があり、多くの人が治療の記録について意欲をみせるものの、煩雑な治療内容や細かい費用などの記録・管理にハードルを感じている実態が明らかになりました。
★意識調査の結果について、詳しくはこちら:https://sp.lnln.jp/service/lnln_voice2019.pdf
プレスリリースはこちら(株式会社エムティーアイ、2019年7月18日発表)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
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『mHealth Watch』の視点!
今回注目するのは、『ルナルナ』で不妊治療サポートコースが本格始動するというニュースです。
『ルナルナ』は、昨年の6月に1,200万DLを達成し、現在では1,300万DLも突破しているモバイルのヘルスケアサービス全体を通して、成功事例として常に注目を集めているアプリの1つです。
『ルナルナ』は生理日管理のサービスとして常にトップを走り続け、女性の生理日管理を軸に、女性のライフステージの変化に合わせた『ルナルナ』シリーズをいくつも準備していることも、注目すべきポイントです。
以下が、現在の『ルナルナ』シリーズです。
●ルナルナ体温ノート
毎日の基礎体温を手軽に記録・管理したい方向け。
●ルナルナベビー
妊娠中・育児中のママと赤ちゃんのためのアプリ。
●ルナルナ スポーツ
大会に向けた体調管理や生理日管理をしたい方にオススメのアプリ。
●ルナルナ お薬手帳
薬局で処方されるお薬情報を手軽に管理したいと思う女性のためのアプリ。
『ルナルナ』シリーズとは別に、運営元であるエムティーアイでは、「母子モ」という母子の健康データを簡単に記録・管理できる電子母子手帳サービスも提供しています。
このように『ルナルナ』では、生理日管理、妊活、妊娠、出産、育児と、生まれる前から生まれた後、そして女性のライフステージ合わせて利用可能なサービスを提供し、また母親から娘へといった「口コミ」的な拡がりが新たなユーザーの獲得につながっています。
やはり『ルナルナ』は、女性の一生をサポートする健康情報サービスとして進化を続け、その中でしっかりと女性を取り巻く環境や健康課題の変化やニーズに応えてサービスを磨き続けているからこそ、2000年にフィーチャーフォン向けサービスとして開始して以来、生理日管理のサービスとして常に人気を博しているのです。
また『ルナルナ』は、利用者から集まる膨大なデータをもとに独自の予測ロジックを確立し特許を取得するなど、利用者のデータを利用者のために活用する取り組みも継続的に行うなど、データを活かしたサービス提供を行っているからこそ、利用者に使われるサービス提供が行われているだと思います。
常に新しい取り組みやサービスを利用者視点で提供し続ける『ルナルナ』の姿勢は、今後も注目していきたいと思います。
『mHeath Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、
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