『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「
今回注目したニュースはこちら!
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天気の変化による頭痛やめまいなど、6日先までの「天気痛」発症リスクを予報し体調管理をサポート
“医師と共同開発した“天気痛予報”をアプリ『ウェザーニュース』で提供開始”
ウェザーニューズ社は、天気の変化に起因する体の不調、「天気痛」の予防や対策に役立ていただくため、スマホアプリ『ウェザーニュース』にて、“天気痛予報”の提供を開始しました。
“天気痛予報”は、気圧医学の第一人者である佐藤純医師と共同開発しています。佐藤医師は天気痛ドクターとして診療のかたわら、天気痛に関する研究開発も進めてこられました。この予報では、ウェザーニュースのユーザーから寄せられた症状報告と気圧データの詳細な分析のもと、人の生体リズムや人が持つ気圧センサーに影響し、天気痛の発症に寄与しやすい気圧変化パターンを独自に指数化。天気痛が発症するリスクを4ランクで算出します。低気圧や台風の接近といった、明らかな気圧変化に加え、天気図には現れない微小な気圧の変化も考慮し、6日先までの天気痛発症リスクを予報します。日毎の天気痛予報のほか、3時間毎の天気痛予報と天気、気圧の変化も確認することができ、薬を飲むタイミングにもご参考いただけます。また、過去1週間分のデータも確認できるため、症状の振り返りや分析にも便利です。“天気痛予報”は、どなたでも無料でご利用いただけます。症状への心構えや薬の準備など、事前の天気痛対策にお役立てください。
ウェザーニューズでは今後も、気象データ及びデータ解析技術を活用し、皆さまの生活に役立つ情報提供に積極的に取り組んでまいります。
▼“天気痛予報”のご利用はこちらから
スマホアプリ「ウェザーニュース」をダウンロード後、“天気痛予報”にアクセス
または
ウェザーニュースウェブサイト“天気痛予報”
プレスリリースはこちら(株式会社ウェザーニューズ、2020年3月2日発表)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
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『mHealth Watch』の視点!
今回注目するのは、ウェザーニュースが提供を開始した“天気痛予報”アプリに関するニュースです。
今回のニュースを見て「気圧医」「天気痛」というキーワードに初めて出会いました。
これまで、低気圧が近づくと「古傷が痛む」や「頭痛がする」などいう会話を耳にした経験はありましたが、私自身がその感覚を得ることがなかったので、半信半疑でいました。しかし、「気圧医」「天気痛」をテーマにしたアプリが気象会社からリリースされた今回のニュースを拝見して、気圧と「古傷が痛む」や「頭痛がする」といった感覚が直接関係していることへの認識を新たにしました。
カラダの不調に関しては、主観的な部分が多いです。例えば、多くの腰痛も原因の特定が難しいとも言われていたりします。
カラダの不調の原因が特定できない状況で、その症状と付き合って生活していく上では、不調が起こるタイミングがどんな状況なのか、前もって発生しそうな情報を得て対処しておければ不調のレベルが異なってくるかもしれません。
カラダの情報だけではなく、このニュースのアプリような天気、気圧など環境のデータを絡めてみていくと、新たなことが見えてくる可能性が考えられます。健康データ+「α」の組み合わせの可能性を今回のウェザーニュースのアプリのニュースを見て感じました。
まずは、自分の体調と天気がどう関係しているか、少しアプリを使って検証してみたいと思います。
『mHeath Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、
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