『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。
今回注目したニュースはこちら!
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“正しく水を飲むトレーニング『水トレ』を開発”
ブリタは、医師の工藤孝文先生と共に、健康で美しいカラダのために4週間で体験できる正しく水を飲むトレーニング、『水トレ』を開発しました。水分補給のコツや、すでにトレーニングを体験されたモニターの皆さんのお声は、FACT BOOKにもまとめましたので、こちらも合わせてご覧ください。
プレスリリースはこちら(BRITA Japan株式会社、2020年4月22日発表)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
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『mHealth Watch』の視点!
今回注目するのは、浄水器を提供しているブリタが、正しく水を飲むトレーニング『水トレ』を開発したというニュースです。
人間のカラダの50~70パーセントは水でできていると言われていて、あらゆる健康改善の基本的なアプローチでも「水分摂取」は欠かせません。
今回の『水トレ』は4週間プログラムとして、以下の4つのポイントをおさえて正しく水を飲むトレーニングを実践するという内容です。
1、一日必要摂取量の目安は体重1kgあたり30ml~40ml
2、こまめにちょっとずつ飲みが大切
3、起床・お風呂・就寝前のタイミングは逃さない!
4、毎食前や空腹時に1杯の水を摂ろう!
5、“常温”で飲む!
詳しい内容は、#ブリタ『水トレ』特設ページをご確認ください。
また、今回の『水トレ』では、正しく水を飲むトレーニングとともに、どんな変化が期待できるのかをわかりやすく解説しています。やはり、トレーニングを実践したものの変化が見えない、変化が体感できないとトレーニング自体を継続するモチベーションは下がってしまいます。ましてや、4週間という期間、行動を継続するには、やはり効果、変化を見つけられないと難しいものです。
今回の『水トレ』では、「体調」「生活」「美容」の切り口で、それぞれの領域ごとの小さな変化を「体験モニターの声」として紹介しています。トレーニングと小さな変化のポイントをわかりやすく解説している『水トレ』は、商品の継続利用という切り口では参考になると感じました。
しかし、一つ残念なことは、トレーニング、プログラムをどのように進めていけば良いのかといったサポートが提供されていないことです。トレーニグの継続を支援するアプローチを入れることで、様々な健康課題にも活用可能なコンテンツになりそうな予感がしました。
『mHealth Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。
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