Royal Philipsは、同社の高齢者ケア製品を家族介護者向けの単一のデジタルエコシステムにリンクさせる新型アプリプラットフォームを発表した。『Philips Cares』と名付けられたこのアプリには、リマインダー、スケジュール設定ツール、緊急サービスへのアクセスなど、高齢者の介護を追跡・管理するためのさまざまな機能が含まれている。
Philipsの老化・介護マーケティング担当のJason Broad部長は、「当社はすでに40年以上もこの事業に携わっています。医療アラート用のカテゴリーを通じて、2,500以上の病院と高齢者用生活施設のネットワークを構築しました。当社には、あらゆる意味で『つながり』のある高齢化生活を送るためのすべての要素が、どこよりも揃っているのです」とコメントした。
Philipsの既存の高齢者ケア向けライフライン製品には、位置追跡、転倒検知、双方向通信をサポートするペンダント型ウェアラブル端末「GoSafe」、「HomeSafe」医療アラートシステム、自宅用自動投薬サービス装置などがある。『Philips Cares』は、これらの製品を単一のインタフェースに統合しているため、家族介護者が例えば1分ごとの歩数や服薬遵守を確認できるようになる。これらの記録は何人もの家族が閲覧できるようになっており、また家族以外の介護者も閲覧することができる。さらに介護者が手動でメモやリマインダーを追加することができるようになっているので、介護の調整にも役立つ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年1月10日掲載)
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