Livongo社が、自社のデバイスとコーチングによる疾病管理プラットフォームの効率性に関する新しいデータを売り込んでいる。『Livongo for Hypertension(高血圧向け)』製品および『Livongo for Diabetes(糖尿病向け)』製品の両方を利用する人を対象としている。
今回行った研究では、糖尿病と診断された高血圧症のLivongoメンバー1,690人を対象としたコホート調査が行われた。参加者の47%が女性で、平均的な年齢は54歳、BMIは33.3であった。
63%(1,065人の参加者)は、ベースライン時の血圧測定値が130/80を超える管理不良高血圧であった。これらの管理不良高血圧患者のベースラインの平均血圧値は139/86、一方、管理良好高血圧患者の平均血圧値は118/72であった。
12週間にわたるLivongoの試験およびコーチング・プログラムを経た後では、高血圧の管理が不良であった対象者の収縮期血圧は7.2mmHg下がり、拡張期血圧も4.0mmHg下がった(P < .001)。調査開始時に高血圧症ステージ2(血圧140/90以上と定義)であった部分集団において、研究者らは、4週目に収縮期血圧が10.2mmHg改善、12週目には12.7mmHg改善したことを確認した。
コホート全体では、多変量回帰分析で年齢、ベースライン血圧、自宅での血圧モニターの使用がそれぞれ血圧の低下と有意に関連付けられることが判明した。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年11月15日掲載)
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