image : Eisai Inc.
日本の製薬会社エーザイの子会社であるEisai Inc.が、レノックス・ガストー症候群(LGS)を患う子供のために特別に開発された、「Amazon Alexa」の新機能を展開する。LGSはまれな重症型のてんかんである。
“クラゲのエラ(Ella the Jellyfish)”と呼ばれる同機能は、水中をテーマとするプラットフォームで、「Freeze Dance」や「Color Hunt」といったインタラクティブ・ゲームなどを提供する。またユーザーは、音楽や瞑想といったサービスへもアクセスが可能だ。
同テクノロジーは、発作以外にも認識機能障害や発達遅延といった症状も見られる、LGSを患う子供の特別なニーズに対応するためにデザインされた。
ツールは無料で、ボイス・アシスタント、電話、タブレットなど、アマゾンに接続されたデバイス経由でアクセスが可能だ。
米国てんかん財団によると、LGSは比較的珍しい疾患で、小児期てんかんに占める割合はわずか2~5%だという。同財団によると、一般的には知的発達が損なわれるが、必ずしもそうとは限らないという。この病気には治療法がないため、多くの場合は投薬や食事療法で管理される。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2019年11月13日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.