糖尿病患者は毎年網膜症の検査を受ける必要がある。Retina-AI Health社は網膜の画像を送付すると、すぐに検査結果をPDFで返すクラウドサービスを開発した。糖尿病の他にも、腎臓病・アルツハイマー病・肝疾患・貧血・自己免疫疾患・心臓病といった疾患の発症リスクを判定するのに使われる見込みだ。
RETINA-AI Healthのサービスは、網膜を撮影した画像さえあれば、かかりつけ医や薬局でも利用できるのが利点と言える。画像をアップロードすれば、即座に診断結果がレポートとして返される仕組みになっている。
2020年8月の段階では、FDA(米国食品医薬品局)から医療機器として市場に販売する承認は得られていないが、その有効性と安全性が証明されれば、多くの医療機関で導入が検討されるだろう。
記事原文はこちら(『TECHABLE』 2020年8月11日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.