Google I/O(年次開発者向け会議)にて、Googleは「スマートフォンカメラをかざすことで、皮膚・髪・爪の異常を識別するアプリケーション」についての情報を公開した。
世界20億人が皮膚トラブルを自覚するとされるが、専門家の数は限られ、医療へのアクセスは一定ではない。現代における多くの人々が最初のアプローチとしてGoogle検索を頼ることになるが、言葉だけで適切な説明情報を抽出することは容易ではない。Googleが明らかにしたところによると、このアプリケーションはウェブベースで提供され、異なる角度から3枚の病変画像を撮影した上で、症状についてのいくつかの質問に答えることで、AIアルゴリズムは「皮膚科医のレビューを受けた確からしい情報」を一致する画像とともに提示することができる。ツールはあくまで「信頼できる情報へのアクセス」をサポートするもので、診断や医学的アドバイスを目的とはしていないという。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2021年5月19日掲載)
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