フェイスシールド内に貼り付けたスライドガラスに向かい、「あー」と言うだけで新型コロナウイルス感染が識別できるようになる。米イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の研究チームは、呼気検体を利用したSARS-CoV-2の新しい高精度識別手法を提案している。
Light: Science & Applications(光学領域の基礎研究/応用研究を取り扱う査読付きオープンアクセスジャーナル)からこのほど公開されたチームの研究論文によると、細胞観察に利用される空間光干渉顕微鏡(SLIM)を用い、ウイルス種の識別を可能とするAIシステムの構築に成功したという。蛍光染色したSARS-CoV-2粒子画像およびSLIM画像からアルゴリズムをトレーニングすることで、ラベルのないSLIM画像からウイルスを高精度に識別できるようになった。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2021年9月13日掲載)
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