中国の南開大学などに所属する研究者らが1型糖尿病の新たな治療法となる論文を発表した。この研究は、患者の体細胞を化学物質で多能性幹細胞へと変換し、そこから膵臓のインスリンを作る細胞へと育て上げるという手法を用いている。
対象となった患者は25歳の女性で、11年にわたり1型糖尿病を患っていた。移植の結果は極めて有望なものであった。移植から75日後、患者は注射によるインスリン投与から完全に離脱できた。
移植された細胞は正常に機能し、血糖値の変動に応じてインスリンを適切に分泌していることが確認できた。
記事原文はこちら(『ITmedia NEWS』2025年1月29日掲載)
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