生命保険会社であるAmica Lifeと所得補償保険会社のGreenhouse Life Insurance Companyの提携により、ディープニューラルネットワーク技術を使って高血圧症や睡眠時無呼吸症を感知するスマートウォッチのアプリ『Cardiogram』のユーザーは、1,000ドルの災害死亡保険を無料で受け取ることができるようになった。契約として保険会社がウェアラブルを通してユーザーのデータを見ることが可能になる。
Cardiogram社は、データの共有にユーザーの明確な同意が必要だ、と述べる。また、スマートウォッチから入手されたデータによって、レートや補償内容が変更することはないとしている。
Cardiogram共同創設者のBrandon Ballinger氏は、「結局のところ、生保会社は命を救うことでお金も節約できるのです。複数の臨床試験で、Cardiogramは消費者向けウェアラブルの心拍数センサーを利用した、高血圧症、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、心房細動を含む複数の慢性疾患の感知における、人工知能ベースのアルゴリズム『DeepHeart』の正確性を検証してきました。今回の提携は、ウェアラブルを使った健康増進に向けた1歩です。私たちが最初に直面した課題の1つは、保険会社の複雑な構造を取り除き、一般の人々が携帯電話上で理解できる、シンプルなデザインにすることでした」と述べている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年9月27日掲載)
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