『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「
今回注目したニュースはこちら!
==============================
“『2019エムティーアイ健康白書』公開”
当社では、女性の健康情報サービス『ルナルナ』をはじめとして、健康保険組合の特定保健指導の実施率向上をサポートするサービス『健保向けCARADAパック』など、個人・法人問わずさまざまなヘルスケアサービスを運営する企業として、サービスを提供する従業員自らの健康意識の向上、健康維持・増進が重要であると考え、さまざまな取組みを実施しています。
それらの取組みが評価され、経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」の大規模法人部門において、特に優良な健康経営を実践している企業として2年連続認定を受けました。
今後も引き続き従業員の健康維持・増進を重要な経営課題とし、従業員が心身ともに健康で働きやすい職場づくりに注力し生産性を高めることで、企業価値の向上を目指します。
プレスリリースはこちら(株式会社エムティーアイ、2019年10月4日発表)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
============================================
『mHealth Watch』の視点!
今回注目するのは、ヘルスケアサービスを提供する企業であるエムティーアイ社が、自社の健康経営についての取組みをまとめた『2019エムティーアイ健康白書』を公開したニュースです。
今回公開した『2019エムティーアイ健康白書』では、自社のヘルスケアサービスの活用や社内のクラブ活用やセミナーなどの取り組みはもちろん、健診の受診率や肥満率、喫煙率などのデータを前年からの変化も含めて公開しています。
エムティーアイ社は、「健康経営優良法人2019~ホワイト500~」の大規模法人部門において、2年連続認定されています。
自社の健康経営としての取り組みの公表としてはもちろんですが、やはりヘルスケアサービスの提供事業社として、自社内のデータを公開することには大きな意味があると思います。
ヘルスケアサービスを提供している、携わっている人の中に「不健康」な人を見かけることが多々あります。また、ヘルスケアサービスを採用する側からも、健康サービス提供事業社の営業の人が太っていると説得力がないというコメントも耳にすることがあります。やはり、提供するヘルスケアサービスでは、効果が求められるのは当然です。
ヘルスケアサービスに携わっている人が「不健康」であっては、そのサービスの効果に疑問を抱いてしまいます。提供するヘルスケアサービスの自社内の成果こそが、一番の説得材料、アピールポイントになります。
今回のエムティーアイ社の「健康白書」の公開は、ヘルスケアサービス提供事業社として正しい取り組みだと思います。
もし読者の中にヘルスケアサービスを採用する側の人がいたら、提供事業社に対して自社内でサービスを活用して取り組んだ結果、データを出してください伝えてみてください。
しっかりと自社内のデータを保有し、データをしっかりと提供してくれる提供事業社はそれほど多くないと思います。
『mHeath Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、
Comments are closed.