日立製作所は、従業員の行動パターンから組織全体の幸福度(ハピネス)を計測し、人工知能(AI)がよりよい働き方を提案する社内実証実験の結果を発表した。AIのアドバイスを参考にした部署ほど幸福度が上がる傾向があり、そうでない部署と比べて業績(売上高)も上回ったという。
日立は、体の動きと幸福度に相関関係があるとして、加速度センサーなどを搭載した名札型ウェアラブルセンサーで組織の幸福度を測る技術を開発。被験者の首に装着したセンサーで行動パターンや対話相手などのデータを取得、同社のAI「Hitachi AI echology/H」で分析し、組織全体の幸福度向上につながる行動を個々人にアドバイスする仕組みを開発した。
記事原文はこちら(『ITmedia』2017年6月26日掲載)
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