ヘルスケア・テクノロジー企業のZebra Technologies社とVitalTech社の両社は、経済活動の再開に伴い労働者の健康を維持することを目的とした新しいデジタルヘルスの取り組みを発表した。
Zebra Technologiesのアプリ『MotionWorks Proximity』では、接近データと接触追跡データが従業員アプリのダッシュボードまたは雇用者のレポートに表示される。ユーザーが社会的距離ガイドラインに違反した場合には警告する機能もある。
同アプリはZebra Technologiesがサポートする全てのデバイスで利用でき、近づきすぎるとユーザーに警告し、従業員が社会的距離を守ることを支援する。アルゴリズム上、誤ったアラートを防ぐよう設計されており、状況が60秒保たれてはじめて通知が送信されるようになっている。最初の濃厚接触注意メッセージが送信されると、適切な距離が取られるまで、ユーザーは毎分リマインダーを受け取ることになる。
マネージャーは、時間帯による従業員の接触傾向を確認できるように設計されている。従業員が5分以上お互いに近づき過ぎると、プログラムはその事象が起きた時間の長さや、対象従業員のIDなど、当該事象に関するデータの収集を開始する。集めたデータを元に、アプリケーション・ダッシュボードは、繰り返し発生する事象とそのパターンの分析結果を提供し、従業員同士が安全な距離を保てるようにする。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』 2020年6月8日掲載)
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