発達障害者のためのVRを使ったソーシャルスキルのトレーニングプログラム『emou』を開発運営するジョリーグッド社は、医療機関や施設向けに、精神障害のために離職・休職している人の再就職・職場復帰を支援する「リワーク特化型VRカリキュラム」を開発したことを発表した。復職支援にVRが使用されるのは、業界初とのこと。
精神科医の中嶋愛一郎氏監修のもとで開発されたこの「リワーク特化型VRカリキュラム」は、職場での基本的なコミュニケーションスキル、上司や同僚への気づかい、飲み会の断り方、再就職面接の練習などが訓練できる12のコンテンツで構成されている。
今後は、精神障害で休職・離職中の人の復職・再就職の支援を行う医療機関、精神科デイケア、訪問看護ステーション、就労移行支援事業所などにサービスを拡大してゆくとのことだ。
記事原文はこちら(『TechCrunch』 2021年9月30日掲載)
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