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『2017 Health 2.0 Asia – Japan』レポート

Posted by: mHealth Watch , 2017/12/14

12月5~6日の2日間、渋谷ヒカリエにて『2017 Health 2.0 Asia – Japan』が開催されました。今年も国内外から多くの演者が招かれ、興味深い複数のテーマが用意されました。
mHealth Watchでは5日に取材してきましたので、気になったいくつかの講演をレポートしたいと思います。(取材:渡辺武友)

■プラットフォーム化する疾病~糖尿病~
モデレーター:Matthew Holt氏(Co-Chairman, Health 2.0)
パネリスト:菊池守氏(下北沢病院 病院長)
デモ:
松本健吾氏(株式会社レスキー/社会医療法人敬和会大分岡病院創傷ケアセンター 医師)
Ed Deng氏(スマートヘルス Co-Founder & CEO)
Thomas Dijohn氏(dacadoo ag sales department Vice President Asia-Pacific)
脇嘉代(東京大学大学院医学系研究科社会連携講座 健康空間情報学講座 特任准教授)

世界的に規模が拡大している糖尿病患者。糖尿病改善に取組む、国内外の企業や医療機関での取組みがデモンストレーションされました。
そのなかから、遠隔診療ソフトウェア『足ケアナビ』を紹介した松本健吾氏の講演をレポートします。

遠隔診療ソフトウェア『足ケアナビ』/松本健吾氏

『足ケアナビ』は、糖尿病診療医と足病専門医をつなぐ、遠隔診療ソフトである。
このソフトは、糖尿病の合併症である足の壊疽診断を行なう。まず足を撮影してAI診断を行ない、黄色や赤色で現状を判定する。危険度に合わせて2次判定に進み、患者への設問が抽出される。その回答を踏まえて、さらに精度の高い判定を行なう。判定結果を足病専門医にチャットを通じて報告が行なわれる。
早期に状態を把握することで、治療が可能なケースは多い。しかし、糖尿病患者が増加傾向にあり、現状の医療体制では対応しきれない。AIを導入することで早期発見を。さらには地域包括ケアでの取組みに役立てていきたい。

 

■日本の者づくり~ロボットの進化~
モデレーター:坂田信裕氏(獨協医科大学 情報教育部門 教授)
パネリスト:
宇山一朗氏(藤田保健衛生大学 総合消化器外科 教授)
橋本康彦氏(株式会社メディカロイド 代表取締役社長)
デモ:
檜山康明氏(株式会社MICOTOテクノロジー 代表取締役社長)
玉置章文氏(トヨタ自動車株式会社 パートナーロボット部長)
吉藤健太朗氏(株式会社オリィ研究所 代表取締役)

現在のヘルスケアにおけるロボット技術は、広い分野で活用が進んでいます。ALS患者や高齢者の支援から、手術現場での活用、医学部学生の訓練など、複数の事例が紹介されました。
そのなかから、ALS患者の自立を支援するコミュニケーションロボット『OriHime』を紹介した吉藤健太朗氏の講演をレポートします。

コミュニケーションロボット『OriHime』/吉藤健太朗氏

『OriHime』は、難病や頚椎損傷などでベッドから動けない人の「もう1つの体」になる分身ロボットである。
吉藤氏は幼少の頃より病弱で、ベッドで動けないでいる期間も長かった。誰ともつながっていないような孤独感をどうやったら解消できるか? をテーマに開発してきた。
『OriHime』はリモコン操作で動くものだが、特徴的なのはALS患者が視線入力で動かしている。自分がすぐには行けない地域に『OriHime』を運び、『OriHime』を介してコミュニケーションを取ることができるようになる。『OriHime』を介せば、回りを見渡したり、ボディランゲージをすることもできる。
『OriHime』は購入制度を使えるようになったことで、45,000円で導入できるようになった。『OriHime』があれば、家族に迷惑をかけられないから、自分で稼ごうと前向きに考えられるようになってきている。
現在は視線入力で絵を描いたり、仕事をする人も増えてきた。社会への参加が実現してきている。
将来的には、自分の体を自分で介護できる時代が来るのではないかと考えている。

今年のHealth 2.0では、ロボットやAIが着実に医療の現場や生活シーンで、なくてはならない存在になってきたとの印象を持ちました。
各セッションは、より多くの事例を紹介する場でもあるので、もう少し詳しく知りたいと思えるモデルもありましたので、mHealth Watchでも情報追跡を行ない、今後も皆さんと共有していきたいと思います。

 

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タグ: AI, ALS, Health 2.0, OriHime, ヘルスケア, ロボット, 糖尿病, 足ケアナビ, 遠隔診療

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