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『mHealth Watch』注目ニュース:活動量計が健康リスクファクターを22%低減させる

Posted by: mHealth Watch , 2014/05/02

『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。

今回注目したニュースはこちら!

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“フィットネストラッカー(活動量計)は健康リスクファクターを22%も低減させる”

tracker_graph南アフリカのDiscovery Health社の米国支社であるVitality Group社はこのほど、自社のインセンティブベースのデジタル健康プログラムの74万ユーザーを対象に、3年間にわたって研究したデータを公表した。

Vitality Groupは、インセンティブベースのプログラムに関わることにより、健康のリスクファクターである高BMI値、高血圧、空腹時低血糖、運動不足、栄養不良、そしてストレスなどを低減させることを突き止めた。

健康のためにアクティブログデータを取得し、プログラムに参加したユーザーについては、上記の要因をベースに捉えたハイリスク集団の数が27%から21%に低下。これはこの集団全体から考えると22%の減少ということになる。プログラム参加者で、アクティブログを取得していないユーザーでは、ハイリスク集団は38%から33%、全体から13%の低下を記録した。

Vitality Groupは、研究成果は公にされている30万人の成人を対象に行なわれた調査と一貫した値を示している、としている。このうち19万2千の健康プログラムに参加し、かつ積極的なユーザーの集団は、活動していない集団に比べ、16%医療関連の支出が少ないことが認められている。 他のVitality Groupの研究成果としては、ジム(運動施設)と心拍モニターの利用状況が大きく変わっていないのに対し、調査を実施している3年間でスマートフォンと歩数計の利用が急激に拡大したことである。 心拍モニターの利用は、わずかだが女性よりも男性に人気が見られる(52%の利用者が男性)ものの、フィットネストラッカーは男性より女性にかなり人気(利用者の56%が女性)があった。 太り気味、あるいは肥満者は、フィットネストラッカー、心拍モニター、スマートフォンをより使う傾向にあった。

研究では、プログラムの利用者全体の何%が太り気味、肥満に当たるのかは特定されていないが、この集団の割合はフィットネストラッカーを利用しているうちの67%、心拍モニター利用者の62%、スマートフォン利用者の63%を占めている。 これら3つのすべてのデバイスで、もっとも大きな年齢集団は35~44歳までだった。2番めに大きな集団はテクノロジー毎に異なってくる。スマートフォンでは25~34歳が2位、歩数計、フィットネストラッカーでは45~54歳が2位、そして55歳以上にとってはこのふたつがスマートフォン、心拍モニターを凌ぐ人気だった。

最後に、この調査はメンバーがどれだけ運動するかについて、「Vitality賞」が贈られる5,000~10,000歩の間に歩数の分布が突出していることを理由に、歩数を基本としたインセンティブプログラムがかなり効果的であろう、と評価している。

 

記事原文(『mobi health news』4月24日掲載)

※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。

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『mHealth Watch』の視点!

今回注目のニュースは「フィットネストラッカー(活動量計)の効果」に関する記事です。 このニュースで、Vitality Groupは、インセンティブベースのプログラムに関わることにより健康のリスクファクターである高BMI値、高血圧、空腹時低血糖、運動不足、栄養不良、そしてストレスなどを低減させることを突き止めた、としています。この調査では19万2千人の健康プログラムに参加したなかで、22%低減効果があった、ということです。 また、太り気味や肥満者は、フィットネストラッカー、心拍モニター、スマートフォンをより使う傾向があり、プログラムで歩数を基本としたインセンティブプログラムがかなり効果的だったと述べています。

米国では、心拍モニターが日本より一般的に健康管理機器として活用されています。 しかしここ数年、スマートフォンとフィットネストラッカーが健康管理機器として急激に利用者を拡大し、いまでは中心的な存在になってきています。 このスマートフォンとフィットネストラッカーが注目を集めてますが、今回のニュースのように、本当に利用することで効果が上がっているというデータが見えてこないのも事実です。 今回発表されたデータのように、健康サービス提供事業者やデータプラットフォーム事業者は、集めた様々なデータを価値あるデータとして活用するため、効果や提供価値等として情報発信することが求められているような気がしています。

効果的なデータを示すことが、スマートフォンやフィットネストラッカーが新たなユーザーを獲得できるかどうかのポイントのひとつであるのは間違いないことだと感じています。

satomi_prof『mHeath Watch』編集委員 里見 将史

株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。

 

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タグ: BMI, Discovery Health, Vitality Group, インセンティブプログラム, スマートフォン, フィットネストラッカー, 心拍モニター

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