ヘルスケアの改善における障害のひとつは、深刻な疾病であっても患者の健康管理への関与が低いことだ。それをモバイルゲームが改善している。
Children’s National Health system(子供のための国民健康システム)のSteven J. Hardy博士は、「このプログラムをモバイルデバイスという観点から捉えることが、多くの理由から極めて重要だ」と語る。
「家族の負担を和らげるため、子供を1回余計に病院に連れていく代わりに、それを家庭で済ませられたとしたら、それは素晴らしいことでしょう。それに、私たちが繰り返し気づかされているように、事務所や病院で子供たちに習わせるスキルは、必らずしも言葉で伝えなくてもいいものなのです」。
このプログラムが実験的に開始されてもうすぐ1年になる。様々な年齢、様々な社会・経済的状態の子供たちが参加した。
Hardy博士は、「この研究を通して、鎌状赤血球病や、ほかの症状の陰に隠れがちな神経認知的な影響にもっと光が当たることを願っています。なにか意味のある成果が得られて、家族の皆さんに喜んでいただけるようなものを見つけ出したいのです」と語った。
記事原文はこちら(『mHealthWatch.com』5月12日掲載)
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