Samsungはソフトウェアのアップデートに伴い、GALAXY S5の心拍数センサーにストレスを検出する機能を追加する。Samsung関連のニュースを中心としたニュースサイト「SammyHub」によると、ユーザーは心拍センサーを使ってストレスレベルをチェックするだけでなく、時間ごとや1日毎、または月単位のグラフでデータを確認できる。
Samsungが2月に発表したセンサーの使用法によると、GALAXY S5の心拍センサーのユーザーは、端末の背面に指先を置き心拍数を計測する。健康法の一環として心拍数を計測しているのであれば、多少面倒かもしれない。しかし、ストレスデータのトラッキングという使用法の方が、電話のフォームファクターとしてはより適しているかもしれない。
もちろん、Samsungのスマートウォッチ『Gear 2』と『Gear Fit』にも心拍センサーが搭載されている。最新の、Sシリーズのアップデートによりユーザーがこれらのセンサーを使ってストレスを計測できるかはまだ明確ではない。
韓国の食品薬品安全省が長期間の協議を経て、フィットネス機器に関する規制の枠組みを新たに策定したことを考えると、健康・フィットネスのトラッキングという分野では理に適っている、と言えるだろう。
これまで、食品薬品安全省は心拍センサーを搭載するすべての機器を医療機器として規制していた。とは言え、Samsungが『S Health(アプリ)』を今後、医療機器として発展させることを望んでいる兆しはある。Samsungはアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を得ているほか、血糖値メーターからのデータをスマート機器にトランスポートできるアプリなどを開発するスタートアップ、Glookoに投資を行なっている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』5月27日掲載)
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