Amazonは先週、新デバイス『Fire Phone』を発表した。特徴的なのは、デバイス正面の各コーナーにひとつずつ付いている4つのセンサーである。これらのセンサーを使い、この電話はユーザーの頭の動きを追跡し、ユーザーの見ているアングルに、スクリーン上の3Dイメージを調整できる。
Amazonによれば、これらのセンサーはカメラのようでもあるとしている。センサーの前にある物体の長さや幅、奥行きを感知できるのだ。
こうした機能で利用可能となる、興味深いデジタルヘルスアプリケーションがある。
Amazonは『Fire Phone』発表と同日、『Fire Phone』向けアプリを作る開発者たちに向けてソフトウェア開発キットを発表した。開発者たちがこの電話独自の特徴(センサー、3Dディスプレイ)を活用するほど、アプリはより良く、またより魅力的なものになるだろう。ヘルスケアアプリには、こうした特徴を十分に活用できる可能性がある。
『Fire Phone』製品管理責任者Cameron Janes氏は、VentureBeatに「チームはまだ、このデバイスの健康関連性能の可能性を探求していないが、そのアイデアは魅力的だと思う」と語った。
患者の身体の上でセンサーを動かし集められたデータを読みつつ、医者が電話の画面から患者に話しかけているシーンは想像に難くない。
記事原文はこちら(『VentureBeat』6月26日掲載)
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