IMS Researchによると、ウェアラブル端末の市場は2011年の出荷数1,400万個から2016年までに1億7,100万個に成長する見込みである。より最近の予測としてABI Researchは、2018年までに年間4億8,500万の出荷数に到達するという。
ウェアラブル端末及びスマートウォッチに対するニーズは将来、すべての患者の75%以上が、デジタルサービスを利用するという見込みにより加速されている。McKinseyによると、若い人だけがデジタルサービスを使いたい、というのは過去の話だ。同社の調査では、あらゆる年代の人がヘルスケア向けのデジタルサービスを使用する意向がある。
BI Intelligenceによると、より具体的には消費者の35%がスマートセンサーで動く腕周り端末に、40%がデータ伝送を行う医療端末に関心があるという。
『Nike FuelBand』、『Fitbit』、『Jawbone』は初期の活動量トラッキングデバイスだったが、ユーザー向けに健康データをダッシュボードに集める形態の『Tictrac』などのプラットフォームサービスも同様だった。このダッシュボードでは、活動状況、心拍数、睡眠などの情報を表示できる。
次世代スマートウォッチは、例えば加速度計、磁気探知機、姿勢制御装置、コンパス、心拍数モニター、高度計、間接照明センサーなど追加的なテクノロジーを採用するだろう。端末内部では、SamsungやGoogleはすでに体温のほか、位置情報を検知して音声コマンドを統合している。Appleのビジョンは、新しい端末やプラットフォームに多くの機能を搭載する方法を見つけるだろう。
記事原文はこちら(『The Guardian』7月25日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.