アナリストによると、今のところスマートウォッチは、消費者が直面しているヘルス・フィットネス市場のシェア獲得を目指すことになる。しかし、ヘルスケアのコミュニティーからは関心は寄せられていない。その理由として、(1)広く一般大衆にアピールしていない、(2)医師が望むデータ、もしくは必要としているデータを集めていない、という点が挙げられる。
Parks Associatesのモバイル製品・ヘルスリサーチのディレクターHarry Wang氏は、「スマートウォッチのプラットフォームで、ヘルスケアは独り立ちするにはまだ不十分です。(幅広い消費者の認知を得るために)別の多くの活動をサポートするプラットフォームの一部にならなくてはいけません。…でも、まだその状態には至っていません」と述べている。
関心は持たれており、実際高まってもいる。Parks Associatesによると、接続可能なデジタルトラッカーの世界販売は、2012年の660万台から2013年には1,360万台に増加し、今年末には2,200万台になると予測している。Wang氏によると、やはり追跡可能なスマートウォッチも今年の世界販売は1,800万台で、2018年には1億2,100万台に急増するという。
Wang氏によると、ヘルスケアのコミュニティーは、スマートウォッチやほとんどのウェアラブルデバイスの医療的な価値については見解が鋭く別れており、多くの人は、これらの端末が正確なヘルスケアデータを取得できるほど洗練化されておらず、また、その情報が信用できるほど安全ではない、と考えている。
記事原文はこちら(『mHealth News』9月3日掲載)
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