Otoharmonics社は、Cedars-Sinaiメディカルセンターの支援を受けるBaker Groupからのスタートアップで、“耳鳴り”と呼ばれる病状を対象にしたiPadやiPod TouchアプリがFDA510(k)認可を受けている。
『Levo System』の技術はもともとCedars-Sinaiが開発し、音を使って耳鳴りが原因で鳴る音を脳が無視するように訓練する治療だ。
耳鳴りは耳のなかで継続的に音が鳴り、しばしば聴覚障害として治療されるが、実際は脳の信号の誤りが原因。American Tinnitus Associationによると、アメリカの約5,000万人が様々な程度の影響を受けている。
『Levo System』により、医者は患者にそのシステムを処方でき、患者の耳を型取った特注のイヤフォンを作る。次の再診時、医者は患者に対し、イヤフォンとシステムがインストールされた装置を渡す。患者はアプリを使って聞こえている音を「マップ」し、アプリはその音をもとに治療プランを作成する。患者は無意識に脳が処理を行なうようにするために、夜にそのアプリを聴くのだ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』9月4日掲載)
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