Arches Health Plan社はSymptomly社と協力し、米国内にいる2,500万人のぜんそく患者のための総合ケア戦略を提供すると発表した。そのうち210万人が今年、病院または緊急処置室に入ると見込まれている。
医療費は全米で6,000万ドルに上るが、この新共同事業に関する声明によると、本事業はぜんそく患者を退院させ、費用の削減を目指すという。
Symptomly社が提供するプラットフォームにより、患者はスマートフォンやパソコンを使用して、ヘルスケアプロバイダーと共に自己の症状管理ができるようになる。
Symptomly社は毎週、軽症、重症のぜんそく患者に電気的に調査票を送信し、その回答によって患者をグリーン、イエロー、またはレッドに分類し、もし患者が「レッド」ゾーンに近かった場合、本人と主治医に警告する。現在までに病院や緊急処置室へのぜんそく関連の入院が98%も減少している。
Symptomly社のCEO、Derek Bereit氏は、「Arches Health Plan社との共同事業で、携帯健康ソリューションをArches Health Plan社の加入者に提供できることにわくわくしています。Arches Health Plan社は、テクノロジーを活用して加入者を巻き込み、彼らのケアの質を高める思想的なリーダーです。この症状管理プラットフォームは医療費を劇的に抑制し、患者さんたちが病院の外で暮らせるようにするお手伝いができるでしょう」と述べている。
記事原文はこちら(『mHealthWatch.com』9月18日掲載)
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