Epic社だけがAppleのHealthKit技術に貢献する電子健康記録企業ではない。最新のEHRベンダーCerner社とathenahealth社は、このプラットフォームにインターフェース接続するアプリを開発するようだ。
ロイター通信によると、ミズーリ州カンザスシティを本拠地にするCerner社とマサチューセッツ州ウォータータウンが拠点のathenahealth社はAppleと共同し、HealthKitを通して集めたデータと利用患者が向き合うツールを開発している。
Fitbitや、血圧や血糖値管理のような、より臨床性に特化したデータ追跡が可能な民生用アプリケーションからデータを取得することで、HealthKitは使用者が全体的な健康状態を確認できるようになることが望ましい。Epicや新しいところではCerner、athenahealthのようなEHRベンダーは、患者がデータを健康記録と統合可能なiPhoneアプリに取り組んでいる。
athenahealthの子会社Epocratesのユーザーエクスペリエンス部長Abbe Don氏はロイターに対し、「このクラウドベースのEHR企業は、顧客のHudson Headwaters Health Networkと共に“概念実証”アプリのテストをする。HealthKitで非常に多くのことができる」と語った。
一方、CernerのシニアディレクターBrian Carter氏は、「現在、個人と集団の健康に注力しており、Cernerの技術で患者の同意のもと、看護師がHealthKitのデータにアクセスできるよう計画している。初期段階として“小規模組織”に焦点を当て、慢性的症状を管理するうえでHealthKitの利用価値を証明するつもりだ」と述べた。
記事原文はこちら(『Healthcare IT News』9月22日掲載)
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