ABIリサーチの『mHealth Wearables, Platforms and Services Market Research(モバイルヘルス着用可能機器、プラットフォームおよびサービスのマーケット調査)』によると、新世代のシニア向け在宅介護サービスを牽引役として、デバイスの出荷量は、2013年の600万ユニットから、2019年には4,400万ユニットに増加すると予測。
2014年だけでも、シニア介護システムに関連するデバイスの出荷量は、2013年の倍以上になる見込みだ。
新規参入拡大
老いていく両親や家族の安全と健康を確認するため、テクノロジーに精通した家庭が、家庭モニタリング商品を採用し、ユーザー層が広がっている。それに加え、従来は専業の個人用緊急対応システムの領域であった市場は、新たな商品の登場で強化・拡大している。
例えば『BeClose』、『GrandCare Systems』、『Independa』等多くのニッチプレーヤーが、市場の需要と、接続されたデバイスやシステム活用の潜在性が同時に存在する好機に乗じようと参入してきている。
ここ数ヵ月だけだけでも、Livelyという新興企業が、個人用緊急対応システムとともに活動トラッキング機能を備えた腕時計商品を改良・再発売した。その一方で、AT&Tは、自社の『Digital Life smart home package』にシニア介護モニタリングサービスを追加した。これらの市場参加プレーヤーは、デバイス製造元やサービス提供者とともにシニア介護市場に照準を合わせており、そのためにより豊富な機能の商品を提供できる状況を形成している。
記事原文はこちら(『Mobile Enterprises』10月9日掲載)
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