ウェアラブルデバイス『Shine』と『Flash』のメーカーMisfitは、中国を拠点とする戦略的投資電子商取引大手のJD.comとスマートフォンメーカーXiaomiから4,000万ドルを調達した。その他の新規投資家には、このラウンドを先導したGGV Capital、それからShunweiが含まれる。なお、Misfitの既存投資家はFounders Fund、KhoslaVentures、Horizons Ventures、Norwest Venture Partnersなど。Misfitは今日までに合計6,360万ドルを調達している。
同社の共同創業者でCEOのSonny Vu氏は、MobiHealthNewsのインタビューで、「Misfitは収支がプラスマイナスゼロの状態。先の資金調達ラウンドでの1,500万ドルが今も銀行にある」と語った。世界で3番目の規模のスマートフォンメーカーXiaomiと、Vu氏がAmazonと同等と見るJD.comは、Misfitが中国市場をさらによく知り、より迅速な製品の開発と販売をサポートするだろう。Vu氏は、「Misfitのウェアラブルデバイスは アメリカでは『Fitbit』と『Jawbone』に次ぐ人気かもしれないが、中国ではそれらメジャーブランドのなかでももっとも人気だ」と語る。
「Misfitは、ウェアラブルデバイスに加えてスマート家電製品を販売し始めた時から、非公式に“ウェアラブル”の文字を社名から外したが、他のウェアラブルデバイスメーカーよりも常に世界的注目を集めている。そしてアジアとの結びつきも絶えず強いままだ。同社のデバイス『Shine』が最初に発売されたのは、香港と日本のアップルストアだった。全従業員の大半(135人中95人)がベトナム、香港、韓国で働いている」と述べた。
Misfitのデバイスは、現在、51ヵ国で販売され、世界中の21,000店で利用されている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』12月2日掲載)
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