Dexcom社は、初期にApple Watch向けのアプリを開発すると発表した企業のひとつ。最近のFDAガイドラインで明らかになったことは、Apple Watch用アプリは、すでに認可を受けた持続的血糖モニタリング(CGM)のための二次的ディスプレイ機器のため、改めてFDAの認可を受ける必要はない、という点だ。
しかし、Pebble WatchやAndroid機器などといった他のスマートウォッチのユーザーも、Dexcomが認めた正規品以外を通じて、CGM測定を利用できた。新しいAndroidウォッチ用アプリは『NightWatch』と呼ばれ、DexcomのCGMユーザーが(非正規に)自分のデータにアクセスできる。
これは『Nightscout project(ナイトスカウトプロジェクト)』 と呼ばれる、ユーザーが自ら構築するオープンソースプロジェクトに依拠している。このプロジェクトは昨秋、ウォールストリートジャーナルに注目され、記事が掲載された。エンジニアと開発者のグループが、空いた時間を利用して構築したプラットフォームに、『Dexcom G4』のユーザーが自分たちのデータをアップロードでき、そこから様々な機器にダウンロード可能だ。この技術は無料で利用でき、販売されているものではないため、開発者らはDexcomの正規品の開発を遅らせてきた、FDA規制を避けられたのだ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』5月6日掲載)
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