薬局チェーンWalgreensによると、同社のポイントプログラム「Balance Rewards」会員のうち、インターネット接続デバイスを利用した健康生活プログラムに参加した会員の70%以上が、1年後もプログラムに参加している、と伝えた。同社が2014年に実施した一連の調査からは、同社のポイントプログラムによって高血圧患者や糖尿病患者のアドヒアランスが増したことが明らかになっている。
ある調査では、同社のポイントプログラムにおける健康生活調査の参加会員のうち、6ヵ月間、活動、体重、血圧を記録し、最低1種類の抗高血圧薬を服用していた4,943人を対象とした。その調査の結果、血圧を計測していた参加者は、そうでない参加者に比べ、自身の治療に対するアドヒアランスが2.6%高かったことがわかった。また、1日の歩行記録が1マイル長かった参加者のほうがアドヒアランスが2.4%高かった。
同社は他にも、6ヵ月間自身の活動のほか、体重や血糖値といった特定の測定値を追跡した1,855人の会員を調査。調査対象となった会員は、2014年に少なくとも1種類の経口糖尿病治療薬を服用していた。この調査の結果、血糖値を計測していた参加者は、そうでない参加者に比べ、自身の治療に対するアドヒアランスが5.4%高かったことがわかった。また、1日の歩行距離が1マイル長かった参加者のほうがアドヒアランスが7.9%高かった。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』6月11日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.