Kantar Media.社は、フィットネス用ウェアラブルメーカーFitbitが昨年、支出の大部分となる2,160万ドルを機器の広告に使用した、と報告した。
GarminやSamsungの広告費も、Fitbitほどではないが、かなりのものだ。Garminは1,870万ドル、Samsungは1,160万ドルである。これらは上位3社だが、4位以降には著しい出資額の下落が見られる。4位のNikeは320万ドル、その後には310万ドルのGoogle、180万ドルのJaybird、そして170万ドルのTimexと続く。
2014年、このリスト上で、フィットネス用ウェアラブルに100万ドル以上の広告費をかけた会社はFitbitだけだ。フィットネス用ウェアラブルを広告した会社を金額順に並べると、Microsoft、LG、Qualcomm、Misfit、Withings、Jawbone、Adidas、Spire、そしてOMとなる。
Kantar Media.社によるとFitbit、Garmin、Samsungの3社が広告費の75%を占めているため、市場が極めて集中化しているとしたうえで、「Googleは広告費予算の1.5%を『Android Wear』のスマートウォッチに充てた。Samsungは1.7%を『Galaxy Gear』のスマートウォッチ、そしてNikeは3.1%を『Nike+ FuelBand』に充てている。その他のブランドについては、フィットネス用ウェアラブルがその会社の事業を占める割合に応じて、広告費の割合が高い。Garminは64%をフィットネス用ウェアラブル広告にかけており(同社がナビゲーションデバイスにかける広告費よりも大きい割合)、Fitbitは72%をかけている」と報じた。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』6月13日掲載)
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