DexComはGoogle Life Sciencesと提携し、現在のCGM(持続血糖測定器)よりも安価に、「ダイム(10セント硬貨)の大きさ」で、最終的には家庭用グルコメーターに取って代わると期待される次世代型CGMの開発に乗り出すことになった。このデバイスはI型糖尿病だけでなく、II型糖尿病を患っている人のためにも利用できる。
DexComのCEO Kevin Sayer氏は、この計画について投資家説明報告会で「今回の提携における当社の目的は、かなり先まで見越している。高度なデータ分析プラットフォームと統合された、シンプルで低価格のセンサーシステムを開発することで、II型(糖尿病)市場への参入を促進し、I型(糖尿病)市場への展開を拡大、そして病院や妊娠糖尿病といった他の市場への持続血糖測定器市場の拡大を加速させるために、私たちは協力しようと考えています」と語った。
DexComは、今のところ家庭用グルコメーターが、II型糖尿病を患っている人に対して未だ取り組まれてこなかった大きな市場のため、実現可能なCGM製品を製作している。これらのユーザーは、必ずしも24時間常にデバイスを装着しているわけではないだろうが、治療の有効性を評価したり、自分の健康状態をより良く管理することを学ぶために、より短い時間デバイスを装着することがある。DexComによると、この計画にはNovartisの子会社Alconと共同で開発されている、Googleのコンタクトレンズへのアクセスには含まれていない。
記事原文はこちら(『mHealth News』8月11日掲載)
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