マサチューセッツ州ストートンに拠点を置き、在宅介護用医療機器の販売とレンタルサービスを行なうMedical Specialties Distributors社(MSD)は、Verbal Applications社(別名VerbalCare)を買収した。介護チームと患者とのコミュニケーションを改善するアプリを開発しているVerbal Applications社は、MSDの100%子会社として営業する予定だ。
MSDの最高経営責任者で社長のJim Beck氏は、声明で「VerbalCareプラットフォームは、患者と看護士との間の架け橋として機能し、患者の看護の質を向上させるツールを提供することでコミュニケーションギャップを埋める効果がある。MSDとVerbalCareとの戦略的提携により、我が社の顧客に提供する『総合的な企業ソリューション』が強化される。このソリューションには、効率性と患者の治療成績を改善するのに役立つ、他社の技術製品も含まれる」と語った。
Verbal Applications社は、ふたつのアプリを提供している。タブレットアプリの『VerbalCare Patient』と、看護士用のiPhoneアプリ『VerbalCare Messenger』だ。『VerbalCare Patient』を利用すると、患者はコミュニケーションに問題を抱えている時に、アプリ内のアイコンをタップしてテキストを作成できる。例えば、「頭に」と「痛み」と「感じる」を組み合わせるといった具合だ。患者は、このメッセージを家族や看護師に送信でき、看護士や家族は、『VerbalCare Messenger』アプリでメッセージを受信し、患者とコミュニケーション可能。患者は自分で文を作ったり、フレーズを素早く送ったり、お気に入りのリストから任意の項目を選択できる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』8月27日掲載)
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