糖尿病の疑いがある肥満の患者600人を対象に、2014年3月から実施した無作為対照試験によると、アクティビティトラッカーを使用した後、約80%の人に自分の健康管理に対する意欲の向上が見られた。
6ヵ月に及ぶ調査を実施したのは、Cigna社。使用されたアクティビティトラッカーは、かつてJawbone社に買収されたBodyMedia社製だ。
パイロットテストを行なった600人の参加者は、300人ずつふたつのグループに分けられた。ひとつのグループは、BodyMediaアクティビティトラッカーに加えて健康指導のアドバイスを受けたが、もうひとつのグループは健康指導のみ。Cigna社がMobiHealthNewsに公表したデータによると、デバイスを装着し、健康指導を受けて自分の健康状態を記録した人の86%が運動に意欲的になったことが判明した。
この調査で奨励プログラムを導入した結果、2014年の健康診断受診率が20%から55%に増加したことがわかった。この結果は、奨励によって指導プログラムへの参加が24%(慢性疾患持ちの集団で30%)増加したことを示している。さらに、この奨励プログラムによって健康指導者との目標設定や目標達成の見込みが18%(慢性疾患のある人で43%) 向上した。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』9月22日掲載)
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