Procter & Gamble社の子会社であるVicks社は、せき薬や風邪の症状を和らげる製品を販売しているが、スマートフォンに接続して使用する体温計の販売を予定している。
『Vicks SmartTemp』と呼ばれるこの体温計は、利用者の体温を保存し、そのデータをBluetooth経由でiOS、Androidデバイスに送信する。Vicksの体温計は、先端がフレキシブル設計であり、口、脇、直腸測定に利用できる。
アプリでは、ユーザーの体温履歴を表示するプロフィールを家族の各人が作成できる。ユーザーは、手動で疾病の兆候、服用薬ならびに他の適用事項をアプリに追加可能。Vicksのアプリは、「Fever InSight」ガイダンスと呼ばれる機能もあり、計測値によって画面を緑、黄、赤の異なる色に変化させる。これらの色はそれぞれ、平熱、微熱、高熱を表現している。
Vicksの親会社であるKazのヘルスケア部副部長Lara Peterson氏は、発表で「我々のチームによる集中的な研究の結果として、保護者の皆さんが体温計を購入する際、精度と使いやすさを指標にすることが明らかになりました。当社は、子供の熱の履歴を正確に保存しようとする際に、保護者の皆さんが直面する課題を理解しています。間違いなく保護者の方々に好評いただけるデジタル体温計の性能に、連携アプリでの自動体温履歴保存という便利な機能を加えました。最終的には、保護者の皆さんが正しく必要な正確な情報を使用し、診療をよりスマートに受けられます」と述べた。
この体温計は、米国でのオンライン販売、主要な薬局、乳幼児製品販売業者から24.99ドルで購入可能。
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