Prevent Demo from Omada Health on Vimeo.
遠隔対応の糖尿病予防プログラムを作ったデジタルヘルス企業Omada Healthは、平均年齢70歳、500人の「Medicare Advantage(Medicare社と提携業者による保険プラン)」受益者の「コホート研究(分析疫学における研究手法のひとつ)」からデータをリリースした。このコホートはHumana社経由でOmada Healthにアクセスできる。この企業は、ある時期Omadaと協力関係にあったほか最近では同社に対して戦略的な投資を行っている。
OmadaのCEOであるSean Duffy氏は、「私たちにとってさえ、55超のグループでどのような結果になるのかよくわかりませんでした。Medicare Advantageは、加入者が新しい方法でテクノロジー活用を認識している点でやや先行していますが、それでもまだよくわかっていないところがあります。OmadaとHumanaは一緒になって、デジタルヘルスが年配者のところに行き届くのは不可能、という神話に挑んでいるのだと思います」と語った。
Medicare Advantageのコホート研究は6ヵ月後、85%のエンゲージメント率を記録した。参加者は6ヵ月で平均8.7%体重が減少したが、これによりII型糖尿病発症リスクが71%低下した。実際、この研究は若年層と比較して平均値が高かった。
この結果は驚くべきものではないとDuffy氏。もともと対面プログラムを提供していたOmadaでは、年齢と結果の間にプラスの相関関係があることを前提としていた。驚くべきは、テクノロジーの使用に習熟しているかどうかは、このトレンドの基本を壊すことにはならなかった、ということ。Omada HealthのDPP版にはコネクテッド体重計、オンラインのバーチャルヘルスコーチ、トラッキング用モバイルアプリ使用が含まれる。実際のところ、高齢者は十分な説明をすれば、テクノロジーを用いるのになんの問題もなかった。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』11月13日掲載)
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