オンライン面談サービス『video visits』によって高齢者福祉施設に緊急医療を提供するCall9社は、ピクサーやTwitterの元幹部でY CombinatorのパートナーAli Rowghani氏、Palantir共同設立者Joe Lonsdal氏、そして23andMeのCEO Anne Wojcicki氏らが参加するIndex Ventures主導のラウンドで、1,000万ドルを調達した。
Call9のオンライン面談サービスは、高齢者福祉施設の患者と緊急治療室の医師をつなぐ。企業は高齢者福祉施設にシステムをセットアップし、あらかじめソフトウェアをインストールしたモバイルデバイスを提供する。そして施設の利用者に懸念事項が生じた時、施設の看護師がタブレットを利用者のところへ持って行き、Call9のシステムを使って医師に電話する。
Call9を通じて医療を提供する医師は、契約労働の形をとり、高齢者福祉施設はサービスへの登録料をCall9に支払う。
この企業の設立者は、元Stanford School of Medicineの博士研究員Celina Tenev氏と、Harvard Medical Schoolで救急医として勤務していたTimothy Peck氏。ふたりは別のスタートアップでパートタイムの仕事をしていた時に出会った。そのスタートアップは、『Parzival』と呼ばれる医療検索スタートアップで、現在では操業を停止しているようだ。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年1月14日掲載)
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