American Medical Association（米国医師会）は、患者向けに質の高い医療を達成するための保健法案「Creating Opportunities Now for Necessary and Effective Care Technologies（CONNECT）for Health Act」を支援している。

この法案は、AMAの「適切な遠隔医療の利用は、患者の安全を維持しつつ質の高い医療へのアクセスで顕著な改善が可能」という考え方を反映している。

ある独立系組織の調査によると、この法案成立により、今後10年で18億ドルの金額が節約できるという。

AMA会長のDr.Steven J. Stackは、「この法案には、連携のとれた患者中心の治療を促進する新たなヘルスケア提供モデル実現に向けた障壁を取り除く可能性がある。さらに重要なことに、この法案は、患者がオフィスもしくは遠隔で医師と対面するにせよ、高い医療基準を維持することを目標としている。遠隔医療は、患者と医師の関係を強化できるだけでなく、慢性疾患を持つ人や質の高い医療へのアクセスが制限されている人にとって、医師との接触向上が期待できる。遠隔医療に関するAMAの指針は、質の高い医療の提供を促進しつつ、イノベーションを育てることも目指している」と述べた。

記事原文はこちら（『mHealthWatch.com』2016年2月5日掲載）

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