Nestle社は、Medidata社との2年にわたる臨床研究を発表した1週間後、モバイル型服薬アドヒアランススタートアップ企業Medisafeとのパートナーシップを発表した。これは、「Impact Advanced Recovery」と呼ばれるNestleの栄養ドリンクに対する、患者アドヒアランストラッキングを支援するものだ。
医師は、周術期の手術待機患者に、ドリンクとMedisafeのアプリをダウンロードを奨める。アプリは患者が飲み物を摂る時間を確認できるほか、教育用コンテンツや薬品管理、介護者サポートツールも含まれている。
Nestle Health Scienceの医療栄養マーケティング部門北米副社長Hoddy Klein氏は、声明で「研究を重ねた結果、周術期プロトコルでの『Impact』は、手術後の回復促進に役立つ免疫システムをサポートすることが示されました。当社は、Medisafeのアプリケーションが、『Impact』に対するアドヒアランスを著しく増加させる可能性を秘めている、と信じています。これは、医療専門家により特定の手術待機患者に推奨されることになるでしょう。そして今後数ヵ月で、この共同研究が明確な結果を出してくれることを期待しています」と語った。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年3月15日掲載)
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