糖尿病治療に、革新をもたらしそうなパッチを韓国の研究者らが開発した。貼るだけで血糖値を測定してスマホにデータを送信、そして自動的に薬を注入するというものだ。
糖尿病の治療法のひとつに、インスリンを注射する薬物療法があるが、これには採血したり注射を打ったりと痛みや煩わしさが伴う。今回開発されたパッチはこうした悩みを一挙解決する。パッチにはセンサーと極細の針が付いていて、まずセンサーが患者の汗などで血糖値を測定し、そのデータを連携するスマホにワイヤレス送信する。そして血糖値が高ければ、今度はスマホから投薬を指示する信号がパッチに送られる。信号が送られるとパッチ内のヒーターが熱を持ち、針の先が溶けて薬が体内に注入される仕組みだ。
記事原文はこちら(『TECHABLE』2016年3月27日掲載)
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