スウェーデンの研究者グループが、スマートフォンのバーチャルリアリティゲームを使って恐怖症を治療を行なう。まずはArachnophobia(クモ恐怖症)から始める。
すでにリリースされているMimerse社のアプリ『Itsy』は、基本的にはユーザーにたくさんのクモを様々な真に迫る環境でゆっくり見せていく。最初はクモは小さく、ほとんど漫画のような出で立ちで出てくる。しかし徐々に現実的になり、刺激強度が増していく。ユーザーは椅子に座ったまま体験し、モバイルバーチャルリアリティアプリは頭の動きを捉えるが、より高額なViveやOculus Riftデバイスとは違って歩く動きは捉えない。
『Itsy』の研究は現在も継続しており、クモ恐怖症の従来治療とアプリを利用した場合を比較している。VR治療は従来の治療セッションよりも手頃な予算でできる可能性があり、より実体験のように感じられる可能性がある。
記事原文はこちら(『iMedical Apps』2016年8月16日掲載)
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http://www.itsyvr.com/
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