スタンフォード大学医学部の研究者たちは『Canary Health’s online』の有効性に関する研究を終えた。デジタル糖尿病プログラムは、糖尿病を抱えた人々が、オンライン講座や指導、服薬遵守や精神的支援を通して自己管理できるようになっている。1,000人を超える人々と、6ヵ月の期間を通して研究を進め、5つの鍵となる健康指標の至るところに好ましい結果が出た。
Journal of Medical Internet Researchに掲載された研究は、「Better Choices, Better Health(より良い選択で、より健康に)」について考えている。研究者たちは、1,242名の参加者と6ヵ月を超える期間を追いかけ、プログラムの6週間オンライン講座が参加者たちにどう作用するかを見てきた。そこで慢性的な健康障害を持ったおよそ25人のグループがコーチとトピックの範囲について話した。講座は、薬の使用や食事療法のように、十分情報を得たうえで治療法をどのように決定するのかを個人個人に教えていく。また、欲求不満や疲労に対処するため、より良いふるまい技術を身に着けることも目的としている。プログラム参加者はまた、医者や家族とより効果的な会話をする方法についても学ぶ。
参加者たちは、5つの鍵となる指標の至る所に改善を見せた。血糖値、服薬遵守、そして運動すべてにおいて改善が見られ、低血糖症状は頻度減少し、抑うつ症状も改善された。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年8月31日掲載)
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