Mayo Clinicの研究者たちは、声の特徴と心臓病に、関係があると見ている。医者は将来、音声分析ソフトウェアを非侵襲の補助的な診断ツールとして活用するかもしれない。
Mayo Clinicは、イスラエルの音声分析企業Beyond Verbalと共同で実施した調査の結果を発表した。これは、心臓発作が起きる前に音声の兆候をスマートフォンのアプリで測ろうとする取り組みだ。調査目的を知らせずに集まった120人の参加者(心臓病の検査と知らされた)と同数のコントロール群を対象に行なわれた調査で、心臓病の起きる確率が19倍高いある特定の音を特定した。研究者たちはその他、心臓病と関連のある13の音も特定した。なかでも特徴的なのは、患者がネガティヴな体験の話を録音するよう言われた時に観測された。
研究者たちは、「この調査によると、発生とCADの間に何らかの関係のあることが示唆されます」とアメリカ心臓協会科学セッションに掲示されたポスターに記載している。「音声機能の分析は、とりわけ医者が遠隔医療の方針を決める際に胸の痛みを訴える患者について、CADが起こる確率を事前に検査する手助けとなる可能性を秘めています」。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2016年11月14日掲載)
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