イギリスに本拠を置くCambridge Cognition Holdingsは、認知障害の初期段階を検出する機器『CANTAB Mobile』が、FDA(米国食品医薬品局)の501(k)認可を取得したことを発表。
『CANTAB Mobile』は、誰でもどこでも実施可能な、10分程度の簡単なポイント・オブ・ケア・テストだ。プラットフォームには記憶、気分、そして通常の日常的活動の実行能力に注目した3つの検査が含まれている。また、年齢、性別、教育水準も考慮されており、結果は1ページの医師レポートという形のため、ユーザーはそれを見て不安を解消でき、患者を専門医に紹介することも可能。
神経学的検査や精神医学的検査を行なうツールがモバイルプラットフォームに変換された例は、これまでにもいくつかある。そのひとつがネブラスカ大学の『HAND in HAND ResearchKit』アプリで、慢性HIVによる認知的影響に焦点が当てられていた。その研究では、プラグアンドプレイ形式の神経学的検査が、「Brain Baseline」と呼ばれるプラットフォームで提供されていた。
記事原文はこちら(『iMedical Apps』2017年3月1日掲載)
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