18歳のJulian Rios Cantu氏が代表を務めるメキシコのバイオセンサー企業Higia Technologiesは、乳がんの早期発見が可能とされるブラジャー『Eva』のプロトタイプを公開した。スポーツブラのような厚手のストラップタイプの『Eva』にはセンサーが装着されており、乳房周囲の硬さ、色、温度などをモニタリングすることが可能となっている。
乳がんが形成されると皮膚への血流量が増加し、そのために温度にも変化が起こる。『Eva』は、1週間に60~90分装着することで、このような血流や体温の変化などを記録することを目的として開発された。『Eva』で習慣的に記録してアプリにログインしていれば、変化があった時に医師の診断を受けるように警告してくれる。
『Eva』はまだテスト段階だが、この乳がんをモニターするというアイデアは非常に将来性があると評され、Global Student Entrepreneur Awardsで最高金額となる2万ドルの資金を獲得することに成功した。
記事原文はこちら(『mbihealthnews』2017年5月8日掲載)
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