ヒューストンに本拠を置くモバイル神経認知評価プラットフォームの開発元BrainCheck社は、製品の販売、流通経路、研究機会を拡大するために150万ドルを調達した。True Wealth Venturesは、同社の前回の300万ドルの調達と合わせて、BrainCheckの合計額を450 万ドルにまで引き上がった。
BrainCheckはペンと紙を使った脳の健康状態の測定に取って代わるものだ。同社の製品は、共同創業者David Eagleman氏がスタンフォード大学の研究に基づいており、反応時間、視覚処理、認知プロセス、運動神経、記憶の測定を行なう。このアプリは、まず基準となる脳の機能を確立し、それから損傷を受けた後や回復途中の脳の処理能力をチェックする。
BrainCheckの最高経営責任者・共同創業者Yael Katz博士は、声明で「我々のビジョンは、プラットフォームにアクセスしやすく、簡単で、またインタラクティブにすることで、あらゆる場所にいる人が認知的健康のコントロールを得られるようにすることです。この資金調達により、成長を促進し、経路を拡張し、『脳の健康を民主化する』という我々の目標を達成できるのです。問題となっているのは、頭部損傷であれ、記憶喪失であれ、または認知障害であれ、家族、介護者、臨床医が建設的な変化をもたらし、結果を改善できるようにすることです。当社は高速かつ信頼できる認知健康モニタリングを届ける力を高めています」と発言した。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2017年6月5日掲載)
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