Surgical Endoscopyに掲載された最新の研究によると、腸手術を受けた患者による、エンゲージメントとケアマネージメントのアプリを通した自発的なアドヒアランスの報告は、伝統的に行われる臨床検査員の報告と一致する。

さらにマギル大学健康センターの研究者達は、このアプリを使った回復プログラム（ERP）の対象患者の89%が、回復の目標を見つける助けになったと考え、76%がこのアプローチは自らの手術後に回復するモチベーションを高める、という報告を取り上げた。

研究者達は 「結腸直腸切除を受ける患者について、ERPは現状利用できるもっとも良い周術期ケアバンドルだと思われる。 ランダム化比較試験によるエビデンスによると、伝統的なケアと比べて術後死亡率を減少させ、入院期間を短くする」 と記している。「最近の研究はモバイルテクノロジーを用いることで、治療ガイドラインの順守はもちろん、患者情報の改善も可能であり、管理効率性の改善もできるだろう」と示唆している。

記事原文はこちら（『mobihealthnews』2017年12月21日掲載）

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