薬物療法管理アプリを提供するMedisafe社は、服薬アドヒアランスの改善という難しい課題に関し、1つの指針を持っている。つまり、万能に効く対策などない、ということだ。患者が決められた薬を飲まない理由はさまざまなので、患者のためにはさまざまに異なったアプローチが適切な場合もある。
Medisafe のCEOであるOmri Shor氏は、「当社ではいろいろな方々のアドヒアランスの理由を理解し、異なった種類のモチベーターを活性化し、その方々に合った解決策を調整することが可能です。各種のリマインダーをお送りする場合もあり、パーソナライズされた方法で映像や音声コンテンツをお送りする場合もあります。また、家族から連絡がいくようにする場合もあります。検診報告を抜粋して医師に送っていただくこともできます。ですから患者さんのデジタルプロファイルに基づいた適用ができるよう、さまざまなツールを数多く用意しています」と述べている。
Medisafeは、ラスベガスのHIMSS18でパーソナライゼーションにおける次の段階を発表する予定だ。コンテンツのみならず、患者対面メッセージングの声のトーンもカスタマイズできるツールである。人工知能(AI)ツールを利用して適切なトーンを選択することができることになる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2018年2月22日掲載)
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